それでもボクはやってない
http://www.soreboku.jp/index.html
母親が見たいといったので、連れて観に行ってきました。
- ドラマチックな演出が無い
- 音楽も無い
- お約束も無い
という三無主義(笑)でしたが、最後まで目を離さずに観ていられたのは、監督の緻密な取材による緻密な構成によるものだったと思います。
神の視点が入っていますけど、ほぼ裁判の被告側の関係者のような視点で観る事ができました。
で、
http://movie.maeda-y.com/movie/00854.htm
における-2点の意味も良く解りました。
それについてはネタばれになるので多くは語れませんが、結局の所、最後まで観客には示されないものがあるということです。
でもそれって、この映画が単なる娯楽映画でなく、裁判を考える上で重要なことなのです。
監督はよく抑えることが出来たなあと思います。
まさにそれは観客に突きつけられているのでしょう。