ローレライ※著しくネタバレ
著しく、かつ激しくネタバレなので、以後を読む場合は、それなりの覚悟が欲しいです。
観てきましたよ、ローレライ。
いやあ、歴史SF潜水艦アクションでしたね。
ある意味、潜水艦版ランボー、もしくはダイハードなのかもしれない。
あと、スタッフにアニメ関係者が結構多かったし、キャストにも一人どこかで見たような名前が紛れ込んでいたような。
DVDの発売はキングレコードからになるんでしょうかね?
さて、ローレライシステムに関してですが。
あの説明では、今ひとつ解らなかった方も少なくなかったのでは無いか?
つまり、ローレライシステムとは、
パウラの超能力(水を通して、遠方の状況・人間の心理が読み取れる。千里眼?)+それをビジュアル化するシステム
の事なんですよね?
似たような物は、現在の魚群探知機とか水中探査装置でも出来ますけど、ソナーと同じで音波を必要としますので、絶対敵にバレてしまいます。
そういった意味で、米軍が手に入れようとしたのがよーく判る。
つうか、現在の技術でも実現はほぼ不可能(心を読み取って、映像化するというのが)。
大槻教授に怒られそうなオカルトなシステムなのです。
しかし、パウラの行く末が気になりましたね。
まあ、ラストの記者は明らかにパウラの子孫だったと思うので、確実に生き残ったと思うのですが、果たして彼女は日本に行ってからどういう生活をしていたのだろうか?
可能性その1。
プールの監視員になった。
体の一部、例えば足でも水に浸けれていれば、溺れかけている人をすぐに発見できます。
可能性その2。
調理師になった。
例えば煮物を作った場合、指さえ浸ければ煮え具合が即座に判ります。
って、ヤケドするよ!
可能性その3。
もちろん、漁師とか海女さんに。
説明不要。
冗談はともかく、細かい突っ込みどころがありますが、後半の盛り上がり方がかなり良いと思います。
映画を見るにあたって、原作は読まない方が良いかもしれませんね。