昨日の初日に見てきましたのですが、客席の入りは8割ぐらいでした。
実は矢口史靖監督の映画は初めてだったのですが、一見典型的な青春映画に見えて、少し外しているところは、この監督の作風なんでしょうか?
しかし、私個人としては大変面白く見ることが出来ました。
序盤のギャグはすべりまくってましたけどね(^_^;)
私はジャズに対する知識はあまり無いんですが、そういう初心者に対して、ちょっとしたの入門書になっているように思えました。
一度は耳にした事がある曲ばかりだったし、何よりも演奏が素晴らしい。
ラストのコンクールの場面では、(素人目に見て)本当に凄い演奏で、あの会場で見ている気分でした。
撮影とはいえ、あの会場(?)*1にいた人は、本当に演奏を楽しめたのでは?*2
後からよく考えると、評価が分かれそうなシーンもあるにはありました。
スーパーの演奏シーン。
いきなり、楽器を揃えて演奏してしまうのは、理屈を超えた痛快さ・カタルシスを出したかったのでしょう。
私的にはOKなのですが、それ至るまでのシーケンスが極めて超時間的*3で不思議な表現でしたね。
まあ、判りやすく言うと「んなアホな?!」なのですが、まあそれを受け入れられない人もいるだろうなあ。
イノシシのシーンはやり過ぎではないか?とも思ったけど、まあ、田舎ならあり得ない話ではないと無理矢理納得(^_^;)
まあ、こういった冗談みたいなエピソードが好きな監督なんでしょうね(^_^;)
まあ、そういう点を含めても、クライマックスの爆発的な演奏シーンが全て帳消しにしてくれるというか。
こういう終わらせ方で正解だったと思います。