3D版を見てきました。
まず驚いたのはCGのキャラクター描写。
生々しくもあり、プラスチック的でもあり、ゴムのようでもあり、それが滑らかに動き、写実的な背景に浮かずに溶け込んでいました。
このCGだけでもこの映画を見た意味があった様に思えました。
ストーリーの方は原作の7つのエピソードがまとめられているそうですけど、一話完結の物語として、何ら違和感もなく、知らない人が見たら、新たに創作したものとしか思えないでしょう。
ネットで映画を未見な一部の人達に不評な新たな設定も、物語の流れからすると納得です。
分かりやすいフラグという意味は勿論、ドラえもんの心境の変化の描写としても活きています。
宣伝のドラ泣きに関しては、じんと来るシーンはあるけど、それほど泣けるのかなあ?
などと思っていたら、最後の最後に涙がほどばしり出てしまいました。
この流れは原作のあの有名なエピソードではないか?ああやっぱりそう来るのか?と判っていながらも泣かされたという感じです^^;
とにもかくにもCG描写が良く、話もコンパクトに纏められた佳作だと思います。
小学生の頃に学年誌のドラえもんの読者だっただろう大人にもオススメします。