エロスですよ、エロス！ - 能天気日常（ほぼモーニング娘。とハロプロ）

2/9発売のメロン記念日の新曲タイトルは「肉体は正直なEROS」（天上の飛鳥による）だそうで、早くもそのタイトルを巡ってあちらこちらで反響が。

ただ、エロス＝性愛＝エロと結びつけるのは性急なのではないかと思うのです。

個人的にはエロスと聞くとタナトスを連想し、更にエヴァンゲリオン *1に結びつく。

私のあやふやで不確かな知識によると、エロスは生を司る神で、タナトスは死を司る神という記憶があった。
しかし、調べてみると、どうやらそれはフロイトの精神分析用語からきているらしく、どこかで神話とゴッチャになったらしい。

一般的にはご存知な方はご存知でしょうけど、エロスというのはギリシア神話の神の名前で、これも調べてみると、どうやらローマ神話のクピド（キュービッド）に相当するらしい。

ローマ神話はギリシア神話のパクリ（笑）だと言われているので、よく似ていても不思議ではないが、よく「恋のキューピッド」という使われ方をするキューピッドとエロスが同一だと知って驚く方も多いのでは？

かようにエロスといっても＝性愛という単純な事では無く、わざわざ英語名でEROSと記してあるのだから、「性愛」という意味に採らない方が良いかもしれませんね。

もっとも、そんなに深い意味は無くて、単にセクシー路線の曲である可能性も十分ある(^_^;)
アイドルなので、せいぜいSEXY NIGHT~忘れられない彼~ぐらいに留まるでしょうね。

間違っても「後ろから前から」とか「10秒殺して」という曲のようにはならないと思いますよ*2

参考：

このCDSが「肉体は正直なEROS」なのでしょう。

ボスこと斉藤さん（メロン記念日）もメンバーだったROMANSの最初で最後のCDS。

*1:「劇場版エヴァンゲリオンAIR/まごころを君に」挿入歌「Thanatos -If I can't be yours」ASIN:B000091KOP:TITLE収録

*2:例えが古すぎ