能天気日常(ほぼモーニング娘。とハロプロ)

娘。とハロプロを褒めよ称えよ。

ふしぎ少女探偵キャラ&メル@サンシャイン劇場

ネタバレが含まれているので、それを了承した上で読んでください。






4/3(日)の夜の部に行ってきました。


まず冒頭、いきなりコンサートのようなノリになり、誰かが客席の方で煽っているので、ああしょうもねえやつがいるなあと思っていたら、実は役者で、そういう演出でした(^_^;)


今回のミュージカルは、そういった客席とコミュニケートする演出が多くて、やっぱり子供向けなのね、と思いました。
なぜなら、客席とコミュニケートというのは、遊園地での戦隊ものなどの子供向けショーの基本だからです。


で、そういうコミュニケートに声を張り上げて応える少数の子供達と大勢の大人達*1
あああああ・・・(^_^;)


曲もかなりまともで、イリュージョンも満載。
ショーとしても結構見れるものになっていたと思う。


女の子向け変身アニメ風だったので、そのうちテレビ東京でアニメ化されるかもしれないですね(^_^;)


アドリブ・内輪ネタに関して。


何だか滅多矢鱈に多かったような。
いや、ファン向けにはそれでもいいかもしれないんですけど、ゴチャゴチャした印象があったのも確かです。


私としては、ストーリーがシンプルだった事もあって、何とかストーリーについて行く事が出来たのですけど、ストーリーを追うのが困難になった子供もいたのでは?


アドリブというのはごくたまにやるから活きてくるんであって、あれだけ連発するのは果たしてどうなのか?と思うのですが。


客席。


ごくごく少数ですけど、以下のような方がいらっしゃいました。

  1. のの、あいぼんが出てくる度に「のの〜!」「あいぼ〜ん!」と叫ぶ人。
  2. 役者のボケに対して、突っ込みを入れる人。
  3. 自宅でテレビを見ている時のような独り言に近いような内容の言葉を叫ぶ人。

1に関しては何の為に?
励ますつもりのかもしれないけど、緊張状態の役者に影響を与えることになります。


2に関しては、突っ込みは役者の仕事であって、それを客席が一歩先にやってしまうと、演出が台無しになってしまいます。


3に関しては、単に役者の妨害をやっているとしか思えません。
野太い声で「○○○○キボンヌ!」を2回連続で叫んだ人がいました。


サンシャイン劇場は、小さいからなのか、それともそういう風に作っているからなのか、非常に声の通りが良いので、非常に迷惑でした。


役者の妨害というのは、つまりは演技はタイミングなんです。
タイミングがずれると演技のニュアンスが変わってしまうこともあるのです。
役者の台詞や演技と重なるような声援は、役者のタイミングをおかしくする可能性があるのです。




と色々ありましたが、まともに見ていれば(見る事ができるならば)、決して難解ではないので、素直に身を任せていれば、楽しめる舞台だと思いましたよ、マジで。

*1:もちろん自分も含む