おおよそエロスなんて言葉がタイトルに入る曲なので、過剰気味な演出が入った曲になるかと思っていたら、そうではありませんでした。
そういったセクシーさは歌声のみで表現されていて、歌詞も予想していたよりもずっと大人しめでした。
いや、セクシーとかエロスというよりも、クールであると言った方がこの曲に相応しいのではないでしょうか?
実際、イントロからフェイクが入っていて、これがかっこいいんです。
言わなければ、メロン記念日だと判らないほどだと思います。
サウンド的には所謂R&Bなんですけど、野暮ったくなく、都会的な洗練されたものを感じました。
- アーティスト: W,なかにし礼,岩谷時子,馬飼野康二,田中直
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
- 発売日: 2005/02/09
- メディア: CD
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最初聞いた時はオリジナルそのままのサウンドじゃん、と思いましたが、ちゃんと聞いてみると、それなりに現代的になっていますね。
しかし、サウンドが現代的でも、詞がいかんせん古くさいというか。
いや、古くさく思えるのは自分がオリジナルを知っているからという可能性もあるわけですけど、その辺は他の人はどう思っているんでしょうね?
まあ、そういう事を気にしなければ、楽しく聞ける曲でもあります。
しかし、楽しいと言えば、実はC/Wの「ふりむかないで」の方がより楽しいです。
元のイメージを残しているといえば、タイトル曲と同じですが、こちらの方がより自由に編曲されているような気がするのです。
そして、歌い方が非常にバカっぽく(?)なっているのも楽しい(ふりむかないで〜お願いだから〜の所)。
いやオリジナルでもそういう歌い方をしてましたけど、そこまで強調しなくてもなあ(^_^;)という気持ちですね。
それにしても、何でダブルユーはザ・ピーナッツの曲ばかりカバーするのでしょうか?
もちろんデュオだからという理由もあるんでしょうけど、もしかしたら何らかの理由でナベプロに義理立てしているのかも。
というのは完全に邪推ですが。
で、下記のURLはその渡辺音楽出版のダブルユーの「恋のフーガ」を紹介しているページです。
一応、参考にどうぞ。
http://www.watanabe-music.co.jp/contentspromotion/project.html