12月27日(月)午後7時からのスウィングガールズのコンサートに行ってまいりました。
何と申しましょうか?
私が「こうなるだろうな」あるいは「こうなってほしいな」と思っていた事が実現されていたというか。
なお、これ以降は激しくネタバレなので、フジテレビ2005年1月4日午前6時からの放送(1時間パージョン)、もしくはCSフジテレビ721の1月15日午後7時からの放送(1時間半バージョン)。
あるいは3月23日発売のCD「SWING GIRLS LIVE!!」、4月6日発売のDVD「スウィングガールズ ファースト&ラストコンサート」を観たり聴いたりするので、詳細な情報は要らないという方は読まないでください。
また、全レポではなくて、あくまでも私の記憶と印象に残った内容となっています。
一体何が実現されていたのか?というと。
映画の1シーンがスクリーンで上映され、それに続いて演奏が始められるということ。
これは実は第1部で実現されていました。
第1部とはスウィングガールズ以外の出演者が演奏する部だったのですが、映画のオープニングシーンの上映終了に合わせて、ミッキー吉野さんが率いるバンドが演奏を始めるという趣向になってました。
演奏は映画で使われていたミッキー吉野さん作曲の曲で、山口れおさん*1率いるホーンセクションが加わり、音に厚みを出してました。
そして、東北学生音楽祭と同じシーンが再現されること。
具体的には、あの司会者が出てくること。
これはスウィングガールズ出演の第2部の冒頭でのことです。
司会者役の人は東北学生音楽祭を去年の事として扱っていたので、フィクションの世界から飛び出してしまったということですね*2。
そして、コンサートのクライマックスは東北学生音楽祭と同じでした。
まさにあの会場の観客の気持ちが味わえたのです。
もっとも映画と違って、その後もあったのですが。
アンコールがかかり、飛び出してきた16人のスウィングガールズ&アボーイ(本仮屋ユイカさんが欠席していた)。
そして、ガールズから呼ばれて、矢口史靖監督も舞台上に。
監督が唯一サックスで吹けるという「A列車で行こう」で、ガールズと監督が競演したのです。
それで終わりかと思いきや、客席から「もう1曲!」という声がかかり、更に曲をやる事になったのですが。
前述したように、監督が出来るのは「A列車」だけです。
そこで、矢口監督の提案で、映画のエンディングの為に練習した「LOVE」を出演者全員で歌おうということになり、スウィングガールズを含めた全てのコンサート出演者が舞台上に集結。
いやあ、矢口監督は役者でもあったのですね(^_^;)
「LOVE」の歌唱は非常にくだけた感じで、まさに映画のエンディングそのものでした。
肩を組んだり、舞台の端に移動して手を振ったりとガールズははしゃいでいました。
こうして、コンサートは絵に描いたような大団円を迎えたのでした。
と、ここまでタイプして力尽きたので、この後はその他の印象や記憶に残った事をグダグダと。
・テレビ出演でバンドとして出来上がっているということは判っていましたが、生で見てみて、それがハッキリと実感できました。
特にアップタイトでの各パートの紹介&ソロは、まさにバンドそのものでした。
このまま解散してしまうのが惜しいです。
・それに対して、コンサートの進行が素人っぽいというか、とっちらかっているというか。
クラシックとはいえ、コンサートに出まくっている筈の山口れおさんもソロの紹介とかを結構忘れていたようです。
ガールズの緊張が伝染したのかも。
・貫地谷しほりさんや関根香菜さん(?)はスウィングガールズの公式サイトのBBSを見ているとのこと。
・フニャフニャとした上野樹里さんの喋り、挨拶の時の辰巳奈都子さん(トロンボーン)のパニクリぶり、やはり挨拶の時の豊島由佳梨さんの飛びっぷりが面白かった。
・2時間40分あまりのコンサートは、決してキッチリカッチリとしたものでは無かったけど、そのユルさがスウィングガールズぽかったと思う。
ちなみに。
私の席はDブロックの200番台前半。
ステージに対して扇状に席が並べてあったせいか、顔が識別できる程度の近さでみることが出来て、非常に良かったです。
以上。