能天気日常(ほぼモーニング娘。とハロプロ)

娘。とハロプロを褒めよ称えよ。

映画「キャシャーン」感想(ネタバレ?)

昨日見に行きました。
私はインターネット予約してまで、チケットを確保をしたのですが、館内には半分しか入っていなかったようです。


出来については60点というところですね。


良かったと思う点

  1. ビジュアルイメージが秀逸
  2. ストーリー展開


悪かったと思う点

  1. シーンが長過ぎる
  2. 反戦を言葉で説明し過ぎ
  3. 細かい説明が不足
  4. 見終わってからよく考えるとおかしな点がある?


ビジュアルイメージは確かに大したもので、さすが元々PVの監督の事もありますね。
クライマックスのところも良かった。
メッセージの重さに固まりましたよ。


でも、それ以前の数々のシーンで反戦を言葉で説明的に表現するのはどうかと思ったのも事実。
言葉でやらなくても、映像だけでも十分だったと思うんですけどね。
力のある映像だったので。


シーンの長さについて。
まあ、ブライキング達とキャシャーン誕生のエピソードが長めになるのは仕方が無いのかもしれないです。
しかし、それ以外のシーンでも、不必要に長いのでは?と思われるシーンがいくつかありました。


まあ、自分が作った映画ですし、新人の監督が陥りやすいことらしいのですが、いくら重要なシーンでも、やはりカットの切り替えはスパスパとやった方が、リズムが生まれて見やすくなったり、かえって観客の集中力を継続させることができると思うのですが。
戦闘シーンは良いんですけどね。


細かい説明が不足というのは、例えばあの●●●●は何?とか、最後に●●●●したのは、つまり●●●●だったから?とか。
最後の●●●●は別に●●●●しなくても成立したような気がするのですが、●●の●●っぷりを示したかったのかなあ等(●●は適当に付けています)。


まあ、大体流れに乗っていけば、大して気にはならないんですけどね。
よく考えるとおかしな点があるというのは、それも含めてのことです。


全体的な感想。
事前に他のサイトの感想とかを見てからだったので、大して期待していなかったのですが、思ったよりは面白かったと思いますよ。


エヴァンゲリオンのパクリだという指摘もどこかでありましたけど、まあ「らしい」ヴィジュアルとかアクションはありましたけど、アレをパクリと言い切るのはどうかと?
エヴァ以前からある表現だと思いますし。
むしろ、総合的にここ何年かのアニメの表現が取り入れられていると言った方が良いでしょう。


反戦と言っても、単なる戦争反対などというものではなく、クライマックスでは人間の業の領域まで踏み込んでいたと思いますし。


「人にお勧めはしないけど、見に行かない方が良いとは言えない」レベルの映画だと思いました。